小松准看護学院について

 本学院は、私立学校法による承認を受け、一般社団法人小松市医師会が運営しています。設立は昭和29年4月1日です。将来、准看護師になろうとする人に対し、必要な学科ならびに実務を習得させ、准看護師試験の受験資格を得ることを目的としています。修業年限は2年間で、入学定員は1学年40人、総定員は80人です。医療施設等に勤務しながら勉強している生徒もいます。通学中は交通機関の学生割引もあります。
 授業は毎日登校(原則1年次は月~土、2年次は月~金)で、午前または午後各4時間の授業を行います。学年は2学期に分けています。授業の講師は学院の専任教員、小松市医師会会員の医師が主に担当しています。
 臨地実習は病院・介護施設等において、1年次に210時間の基礎看護実習を、2年次に525時間の領域別看護実習を行っています。なお実習は1日実習となります。

学院長挨拶

小松准看護学院のホームページへようこそ

 小松准看護学院は、小松市医師会が運営する2年制の准看護師養成所として、昭和29年の設立以来、多くの優秀な卒業生を輩出し、地域医療の発展に寄与してまいりました。令和2年5月に私が学院長に就任して以来、旧学院の老朽化に伴う再建や移転の議論が行われ、市内医療機関や関連施設等へのアンケート結果を踏まえ、存続の決定を致しました。令和4年4月には京町へ移転し、新カリキュラムのもと、新たなスタートを切りました。
 本学院では、中学卒業後から受験可能であり、社会経験を経た方々も多く在籍し、幅広い年齢層の学生が共に学んでいます。他県からの受験者もおり、沖縄県出身の卒業生もおられます。多様なバックグラウンドを持つ学生が集まっています。さらに、卒業生の中には進学して正看護師として活躍されている方も多数おられます。
 全国的に看護人材が不足し、少子化により閉校する学校が多い中、本学院は地域の医療ニーズに応えるべく存続が決まりました。これからも地域医療に貢献し続けることを使命としています。
 本学院では、准看護師として必要な知識や技術の習得はもちろんのこと、相手への配慮、気遣い、思いやりといった、医療人として不可欠なスキルの習得を目指しています。医師会、教員、関係者が一丸となり、学生の皆さんを全力で支援してまいります。
 地域医療を支える准看護師は、重要な役割を担う人材です。看護の道に興味をお持ちの方、遅すぎるということは決してありません。皆様のご入学を心よりお待ちしております。是非一度、小松准看護学院を訪れてください。

 学院長 村井 裕

教育理念

人間の心と身体、行動に深い関心を持ち、
自分および他者を尊重しながら
“人”を総合的に理解する学びを大切にする。

看護実践力の習得を重視し、
“看護すること”に必要な
知識・技術・判断力の基礎を身につける。

沿革

昭和29年4月小松准看護婦養成所を小松市小馬出町に設置
昭和32年6月小松市竜助町に移転
昭和33年3月小松市大文字町に移転
昭和36年1月私立学校法に基づく各種学校として認可
昭和36年4月小松市医師会附属小松准看護学院と改称
昭和37年2月小松市大文字町に新築移転
昭和45年3月町名変更により所在地が小松市本町となる
昭和49年4月校舎改築(防音校舎)落成式挙行
昭和53年10月小松准看護学院創立25周年記念式典
平成14年4月1学年定員を50名から40名に変更
平成15年10月小松准看護学院創立50周年記念式典
令和4年4月小松市京町に移転